MSI製マザーボード(Intel,AMD)におけるWake On LAN(WOL)の設定方法は下記の通りです。
お使いのマザーボードによっては一部名称が異なる場合がございますので、予めご了承下さい。
■BIOSでの設定内容
1.BIOSでAdvanced→Power Management Settings内にある「EuP 2013」又は「ERP Ready」を無効にします。
本機能を無効にすると、システムがスリープ(S3)モード又はシャットダウン(S5)モードになった際に、LANポートが有効のままになります。
2.Advanced→Wake Up Event Setup内にある「Resume By PCI-E Device」及び「Resume By Onbord Intel LAN」を有効にします。
(お使いの製品によっては「Resume By PCI-E Device」のみの場合もございます)
■Windows10での設定内容
1.MSI WebサイトよりLANドライバーを更新します。
(製品によってページが異なりますので、機種名等で検索をお願い致します)
また、汎用のWindowsドライバーでは、Wake On LAN(特にShutdown(S5)から)で常に正しく機能するとは限りません。
2.コントロールパネル→電源オプション内の「電源ボタンの動作を選択」を選択後、
「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
3.デバイスマネージャー→ネットワークアダプタ内にある「Intel Ethernet Connection (2) I219-V」を
選択し、プロパティ→詳細設定欄の「Wake On Magic Packet」を有効にします。
(搭載している機種によって、LANドライバーの名称が異なる場合がございます)
4.Magic Packetでシステムをスリープから復帰させる場合(S3)には
[このデバイスでこのコンピューターのウェイクアップを許可する]を有効にします。
(シャットダウンからの復帰(S5)には影響しません)
本項目は3.に記載のLANドライバーの「電源の管理」から設定が可能です。
上記にてWake On LANの設定は完了です。
設定が完了しましたら、Wake On LAN(WOL)機能をお試し下さいませ。
なお、弊社で検証しましたマザーボードにつきましては下記の2製品となります。
・Intel Z270 GAMING PRO CARBON
・AMD X570 GAMING PLUS