現在、各社から販売されている電源ユニットの中に、「-12V」出力の無い電源ユニット、またはテスターで「-12V」出力の測定値が異常値を示す電源ユニットがございます。
これは昨今は特殊な理由が無い限り「-12V」出力が不要であるため、製品仕様上、省略されているためです。(製品の不具合ではありません。)
また、製品によっては
「24ピンケーブルに金属のピンが備わっているが、出力は無い」
「-12Vのピンそのものが無い」
の2パターンございます。
左:-12V"非"対応電源ユニット
右:-12V対応電源ユニット
赤丸:-12Vピンの場所
-12Vはシリアル通信が目的のため、通電している場合にも非常に電流値が低いです。
そのため、-12Vが通電している前提で設計されたテスターでの計測時、異常値が出る可能性がございます。