KUMO シリーズのファームウェアが破損し、デバイスがフリーズするような状態になった場合、セーフブートファームウェアイメージにリセットすることができます。
セーフブート中も、既存の KUMO のネットワーク設定(DHCP または Static IP)は保持されます。
セーフブートが有効な状態では、Web UI から最新のファームウェアを再インストールすることで、システムの動作を完全に回復することができます。
重要:セーフブートファームウェアを実行している KUMO シリーズは、互換性のあるファームウェアをインストールするためにネットワークからアクセスできる状態を除き、動作しません。
KUMO シリーズのファームウェアファイルにつきましては、あらかじめ AJA の Web ページよりダウンロードしてください。
https://www.aja.com/products/kumo-1616-12g > Software よりダウンロードが可能です。
※ファームウェアは全ての KUMO ルーターと KUMO CP で共通です。
[KUMO シリーズのセーフブートおよびファームウェア適用手順]
1. KUMO ルーターおよび KUMO CP の電源を切ります。
2. リセット機能を実行します。
KUMO ルーターの場合、伸ばしたペーパークリップまたは同様のものをリセットスロット(内部にボタンがあります)に挿入します。
KUMO CP の場合、パネルの SHIFT SRC ボタンと SHIFT DEST ボタンの両方を押し続けます。
3. 上記のボタンを押した状態を保ったまま KUMO ルーターもしくは KUMO CP の電源を接続し、少なくとも5秒間押し続けてから、ボタンを離してください。
4. KUMO ルーターもしくは KUMO CP にネットワークスイッチや PC と LAN ケーブルで接続して PC 上で Web UI にアクセスし、FIRMWARE メニュー内の Upload New Firmware から事前にダウンロードしたファームウェアファイルを適用して、アップデート作業を行ってください。
※Web UI へのアクセスは、eMini-Setup を使用して行うことをお勧めいたします。
eMini-Setup 経由で AJA デバイスの Web UI へアクセスする方法