NDI Tools を利用するための動作要件(推奨スペック)は以下の通りです。
NDI は映像の同時送受信数や解像度(1080p / 4K など)によって CPU・ネットワークの負荷が大きく変動するため、「必要最低限のスペック」と「現場で快適に動かすための推奨スペック」に分けて把握することをおすすめします。
1. 基本動作要件(公式最低スペック)
単体の機能(画面共有ツールや受信モニターなど)を最小限動かすための最低要件です。
| 項目 | 要件 |
| OS | Windows 10 / 11(64bit) macOS 11.2 以降 |
| CPU | Intel / AMD:SSE4 拡張命令に対応したもの(第2世代 Core i/Sandy Bridge 以降) Apple Silicon:M1 以降 |
| メモリ | 6GB 以上(推奨 8GB 以上) |
| GPU | NVIDIA または Intel の内蔵/単体 GPU(ハードウェアエンコード/デコード利用のため) |
| ネットワーク | 1Gbps (1000BASE-T) 以上の有線 LAN 環境(※最重要) |
2. 映像制作・複数ストリーム運用時の推奨スペック
OBS Studio、vMix、Adobe ツールなどと連携し、複数チャンネルの NDI 映像を送受信する場合や 4K 映像を扱う場合の現実的な推奨構成です。
1080p60(FHD)を複数扱う場合
- CPU: Intel Core i7(第10世代以降)または AMD Ryzen 7 以上
- メモリ: 16GB 以上
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 / RTX 2060 以上(NVENC機能による高速処理のため)
- ネットワーク: 1Gbps 有線 LAN
4K 映像や大量のストリームを扱う場合
- CPU: Intel Core i9 / AMD Ryzen 9、または Apple M2/M3 Pro/Max 以上
- メモリ: 32GB 以上
- GPU: NVIDIA RTX 3060 / 4060 以上
- ネットワーク: 2.5Gbps または 10Gbps 有線 LAN(対応スイッチングハブ)
3. 導入・運用時の注意点(ネットワークと通信形式)
- Wi-Fi ではなく有線 LAN が基本高品質な High Bandwidth NDI は、1080p60 1本あたり約 100〜150Mbps の帯域を消費します。Wi-Fi ではパケットロスや遅延の原因となるため、必ずギガビット(1Gbps)以上の有線 LAN をご使用ください。
- Wi-Fi や低帯域で運用したい場合帯域が限られる環境では、NDI Tools 内の NDI|HX モード(H.264/H.265 圧縮により帯域を 10〜20Mbps 程度に抑える形式)に対応したツールや設定を選択してください。