対象製品
- Synology HD6500
- Synology RS11626xs+
対象のSynology NASモデルは、DSM(DiskStation Manager)を本体に同梱された専用ストレージにインストールする仕様となっています。
これらのモデルでは、DSMに障害が発生した際の復旧手順が他の一般的なモデルと大きく異なります。万が一の障害に備え、以下の注意事項をご確認いただき、日頃からのバックアップ運用をお願いいたします。
重要な注意事項
DSM障害時は本体ごとの交換となります
対象モデルにおいてDSMに障害が発生した際、該当するストレージ単体での交換対応は行えません。メーカーの仕様により、本体ごとの交換が必要となります。
HDDの載せ替えだけでは復元できません
他の一般的なモデルとは異なり、RMA交換から戻ってきた新しい本体に元のHDD(データ領域用)を装着しても、自動的にはシステムや設定は復元されません。
手動での復元作業が必要です
障害発生後にシステムを復旧させるには、交換後の本体で再度初期設定を行った上で、事前に取得していたDSMのバックアップデータから復元を行う必要があります。
システム構成のバックアップ
DSMのシステム設定や構成をバックアップするには、以下のアプリケーションが利用可能です。
〇Hyper Backup:
- システム設定(System configurations)のバックアップが可能です
- フォルダ、パッケージ、およびシステム全体を、ローカルボリューム、外部デバイス、他のSynology NAS、rsyncサーバー、またはパブリッククラウドサービス(Google Drive、S3、C2 Storageなど)にバックアップできます。
〇Active Backup for Business:
- こちらは「ベアメタルバックアップ(Bare-Metal Backup)」および「アプリケーションとシステム構成のバックアップ」の両方に対応しています
〇Snapshot Replication:
- 共有フォルダのバックアップには高いパフォーマンスを提供しますが、システム構成のバックアップについてはHyper Backup等と比較して、提供される機能の範囲が異なります